MCTオイルを飲んだからといって痩せるわけではない。

MCTオイル 痩せない 健康維持
MCTオイルを飲んだからといって痩せるわけではない

「MCTオイルで痩せました!」

 

 

こんな謳い文句を聞いたことはありませんか?

 

 

嘘はついていません。ですが言葉足らず過ぎて間違って伝わっていることが多いようです。

 

 

飲むだけで痩せると思われていませんか?

 

 

残念ですが、その認識では痩せるどころかおそらく太ってしまいます。

 

 

正しく使いこなすことができれば痩せることが可能です。

 

 

今回はMCTオイルの落とし穴と正しく使う方法をお話ししましょう。

 

 

まずMCTオイルとは、消化吸収しやすいエネルギーとお考え下さい。

 

 

「MCTオイルを摂取すれば痩せる」と聞くと、あたかも脂肪を分解してくれるような印象を受けますが、直接的に脂肪を分解するわけではありません。

 

 

あくまで消化吸収しやすいエネルギーで、摂取してすぐに脳や筋肉の活動で消費してくれるというものです。

 

 

そのため、通常の食事摂取とは異なり、消化吸収にかかる時間の短縮のおかげで日中の活動におけるエネルギー消費効率が上がるというわけです。

 

 

例えば、

朝6時に朝食を食べるとして、消化吸収に1時間待った場合は摂取したエネルギーが使われ始めるのは7時頃ですね。昼食までの約5時間がエネルギー消費の時間となるわけです。

 

 

朝食をMCTオイルを使用した場合には消化吸収に1時間かからないとすれば、エネルギー消費の時間が純粋に長くなりますよね。

 

 

これにより、エネルギーをしっかり消費してくれるため、MCTオイルは身体に蓄積しにくいエネルギー源ということですね。

 

 

ここでお気づきの方もおられるかと思いますが、MCTオイルは消化吸収が速いというだけであって、エネルギーであることに変わりはありません。

 

 

ということはつまり、MCTオイルを普段の食事に追加しても余計に太ってしまう可能性があるのです。

 

 

結局のところ食事管理は必要です。

 

 

置き換えなどが効果的と思われます。

 

 

朝食や昼食はその後の活動によってエネルギーが消化されやすいので、どちらかをMCTオイルを使用した食事へと置き換えていただくと

 

 

MCTオイルで摂取したエネルギーが枯渇したのちに体脂肪を分解してエネルギーを産生する効果も狙うことができます。

 

 

また、消化吸収が速いので夕食を置き換えてもいいかもしれません。

 

 

基本的に夕食は摂取後、活動量や活動時間が短いため、エネルギーを貯蓄しやすいのですが、

 

 

夕食をMCTオイルに置き換えてもらうことで寝るまでの間にしっかりとエネルギーを消費してくれる可能性があります。消費してくれれば貯蓄してしまう心配もないため、帰宅が遅くなった際や日中に食べ過ぎてしまった場合の置き換えとして有効かと思います。

 

 

いかがでしたか?

 

 

一見、健康によさそうなアイテムでも使い方一つで正反対の効果が表れてしまいます。

 

 

正しく使用して健康を手に入れてください。

 

 

ではまたのご来店をお待ちしています。