間違った糖質制限はリバウンドのフラグ。
「糖質制限ダイエット」。
正しく行えていれば、ダイエットとしてはすごく効果的です。
ですが、間違った方法では
太ります。
また、過度な糖質制限は脳の機能低下を誘発したり、生命維持活動を妨げてしまったり、筋肉の活動に多大なる影響を与えてしまうのです。
まずは糖質制限をすべきかどうかの判断をこちらの記事を参考にしてみてください。

そもそも糖質制限がダイエットに有効とされる理由を説明していきますね。
糖質は、本来脳の活動や筋肉の活動に欠かせない栄養なのですが
過剰に摂取している場合、当然ながら使い切ることができず、血液中に余った糖が中性脂肪に変化して蓄えられてしまいます。これが太る原因の一つですね。
そのため、「自身の筋肉量と1日の運動量を考慮して摂取する糖質をコントロールしましょう。」というのが本来の糖質制限です。
なんでもかんでも糖質を摂取しないというのは間違いです。低血糖と呼ばれる症状を引き起こしたり、脳機能の低下や、筋活動量の低下、筋肉の萎縮(衰え)につながってしまいます。
過度な糖質制限は一時的に痩せます(体重が減ります)が、筋肉量も落としてしまうため、リバウンドしやすい身体となってしまうのです。
悪い流れをまとめると、
糖質を過剰に制限する
↓
一時的に痩せる(体重が減るが筋力も低下)
↓
筋力が低下してしまったせいでさらに糖を消費しにくい身体となる
↓
使い切れずに余った糖が中性脂肪に変化
↓
リバウンド
この悪循環に陥ると抜け出すことが少し大変になります。
理想の流れをまとめると、
必要量の糖を摂取する(心当たりのある過剰な糖摂取をやめる)
↓
筋肉への栄養をちゃんと確保する
↓
筋肉の状態を整えて糖を使いやすくする
↓
糖の消費量が増える
↓
太りにくい身体となる
ここで大事なのが筋肉の状態ですね。あえて「筋肉の状態」という言葉を使用したことには理由があります。
筋肉量を増やすことが理想ですが、筋肉量を増やすには時間がかかるため、まずは筋肉の柔軟性をupさせたり、姿勢を正すことで即時的に糖の消費量を増やしてあげるのがコツです。
リバウンドしない適切な糖質コントロールとは、「糖質を摂取しない」のではなく、「過剰な摂取を控えて、しっかりと糖を使い切る身体(筋肉)を養ってあげる」ことです。
いかがでしたか?
リバウンドのメカニズムを理解できれば良いダイエット効果を得られると思います。
痩せたいなら鍛えろ。
では今回はこの辺で。