自分を知る【体重編】
さて今回ですが、 ”自分を知る” 体重編 ということで興味を持たれる方非常に多いのではないかと思います。
健康を維持する上でも大事な体重についてお話していこうと思います。
なぜ体重を知る必要があるのか
まずはここを整理しましょう。
基本的に体重は身長に対しての適正体重というものがあります。適正体重を意識することで食事・運動に目を向けるきっかけとなります。それが病気の予防につながるのです。
また、腰痛や股関節、膝関節痛などは体重が原因ともいわれています。地球上で生活する以上は重力がかかりますので、体重が増えるとその分関節に負担がかかります。
一度痛みが出ると運動量が減ったり普段の生活でも痛みを避けるようになるのでどんどん体重が増えてしまうといった負の連鎖に陥ってしまいます。
関節の変形までしてしまうと元に戻すことは困難です。そのようになる前に体重を管理して運動を続けられる身体を目指す必要があります。
理想の体重
理想とする体重をしっかり思い描けているでしょうか?
適正体重の計算式はちゃんとあります。
身長(m)×身長(m)×22で求めることができます。(身長の単位に注意してくださいね)
最後にある22は体格指数(BMI)判定で普通体重とされる数字の中間をとったものとなります。
これでご自身の目指すべき体重を知ることができたかと思います。あとは現在のご自身の体重と比較するだけですね。
「あれ?私適正体重なのにシルエットが大きい(太っている)と思うんだけ
ど...。」
ふむ。
体重は適正体重でありながら、見た目に太くみえてしまう?
ええ。そのような場合もあります。
なぜかというと
先ほどお伝えした適正体重の計算式で導かれる体重はあくまで総重量です。身体を構成する物質にはそれぞれ質量が存在し、同じ体重でも内訳が異なればシルエットが異なるのです。
同じ体重でも水や脂肪が多く、筋肉が少ないとメリハリのない体型となり、体重以上に見た目が太ってしまいます。
逆に体重が適正体重より多少重たかったとしても筋肉量が多い場合は引き締まっているためにスタイルはよく見えるということです。
適正体重を知ることや、現在の体重と比較することはとても大事ですが体重だけに目を奪われないでくださいね。日々の食事量や運動量と総合して今自分が何をすべきなのかを見極めることが大事です。
今回は体重について書きましたがいかがでしたでしょうか?考えが変わった方もおられるのではないでしょうか?
痩せるという言葉には体重を減らすという意味と体型を整えるという2種類の意味があるように思います。自分の身体にとって体重を減らす必要があるのか、体重はこのままで体型を整えるべきなのか、ここを把握すれば無理なダイエットはしなくて済むかと思います。
では今回はこの辺で。
次回は”自分を知る” 姿勢編を予定しています。