介護負担が激減。ベッド用手すりの選び方。
ベッド用の手すり、ベッド柵とも言いますね。
基本的には固定されているよりも、オプションパーツとして取り付けられて場所を変えられるものがオススメです。
介護のレベルにもよりますが、まずは介護用にベッドを新調することをオススメします。通常のベッドへ取り付けるベッド柵もあるのですが、ネジなどで固定してしまうため最初の取り付け位置から動かすことができません。
介護用のベッドであれば、ベッド柵の位置を変えられるように策を取り付けられる穴がいくつか空いているのです。
もともとベッド柵は、
- 寝ている時の転落防止
- 起き上がり時のサポート
- ベッド端へ座っている時のバランスサポート
- 立ち上がる際のサポート
など意外に多くの効果を持ちます。
ですが、それぞれの動作によって理想の手すり位置が異なるのでベッド柵の位置を変えられる構造のベッドが望ましいのです。
位置によっては動きを邪魔してしまい、余計に介護負担を増やしてしまうことにもなります。
オススメのベッド柵の形ですが
できれば折れ曲がるタイプが望ましいです。L字柵とも呼ばれます。
理由としては、通常の真っ直ぐの柵では起き上がりサポートはできても立ち上がる際には手の位置が体の横もしくは後ろとなるため立ち上がりを邪魔してしまいます。
L字柵は起き上がりを邪魔することなくサポートしてくれますし
立ち上がる際にも体の前方へ手すりがあるため引き込みながら立ち上がることができるのです。
また、転落予防としても柵の取り付け位置を変えずに可動部分を動かすだけで良いので手間も省けます。
柵をいちいち移動させるのって意外と手間がかかるんです。
私たちがリハビリをする際にL字柵だとすごく助かります。
他の柵は位置を変えたり、外したり、柵もそれなりの重さがあるのでとても大変。
そして面倒くさい。
おそらくこの思いは介護をされているご家族様も同じではないでしょうか。
介護も楽に行えると、お互い気持ちよく生活を送れますのでぜひ、L字柵を取り入れてみてはいかがでしょうか?