アルコール消毒は手荒れの天敵
手指消毒を徹底していると必ず現れるのが
手荒れ。
手洗いやアルコール消毒によって乾燥しやすい環境となり、手荒れが加速します。
手は基本的に外気に触れていて乾燥しやすいですし、何をするにも手を使用するので摩擦などの刺激が非常に多いです。
そこにアルコール消毒です。アルコールは皮脂など乾燥を防ぐために必要な油分も取り除いてしまうことがあるため、手荒れが起きやすいのです。
また、乾燥で起こる手荒れで皮膚のバリア機能が低下したところに雑菌が入り込む恐れがあります。その場合にはまた別の炎症が起きてしまい、通常のケアでは改善困難となる可能性があります。
なので普段から手のケアは怠ってはいけません。
ケアは簡単です。
しっかり水分補給をすることと、ハンドクリームを使用することですね。
水分補給についてはこちらの記事でもお話ししていますので読んでみてください。

脱水になると当然ですが細胞も乾燥しますし、血液も十分に供給できないため栄養が行き渡りにくくなります。ですので冬場でもしっかりと水分補給をしてくださいね。
ハンドクリームですが、最近は様々な成分が含まれていて肌荒れを未然に防ぐにはかなり効果的と思われます。
アルコールの使用で落としすぎた油分をハンドクリームで補給してあげることで乾燥を防ぐことができます。
なにぶん私の職業は一人の利用者(患者)様の対応が終わるたびに手洗いとアルコール消毒ですから、手荒れを起こしやすい環境であることは確かです。
ですが今のところ水分補給とハンドクリームの使用で十分に手荒れを防げています。
ちなみに私はナプラさんの「N. NATURAL BALM」を使用しています。
職場では扱いにくいので自宅でのケアで使用しています。
手に取るときには少し硬さがありますが、塗り始めると柔らかく伸びが良いです。
ほのかに柑橘の香りがします。
少量でもシアバターとホホバオイルがしっかりと保湿してくれるため、おすすめですよ。
仕事中はチューブタイプのニベアを使用しています。
特に男性の方も手荒れに注意してくださいね。
手先は見られているみたいですよ?
カサカサの手で手を握られたり頭を撫でられるよりも、滑らかな手の方が喜ばれるのではないでしょうか。
では今回はこの辺で。